とりかえばや
□No.4
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さて、先日の騒ぎ以来すっかりと仲良くなったツナと山本。
そして、未だ姿を見たことのない席の人。
言うまでもなく獄寺隼人だ。
ちゃんとリボーンが伝えてくれたみたいで、連絡はきちんといっているようだ。
それにしても、さっきから聞こえている爆発音は気のせいだよね。
「巧、現実から目をそむけるんじゃない。これが、お前が休んだ間にオレらが聞きなれてしまった音だ」
「さあ、今こそ委員長としての職務をまとうするんだ」
「ふざけるな。俺は誰よりも真面目に仕事をしているぞ」
そう、言い返した途端一際大きな爆発音がおこりぱったりと何も聞こえなくなってしまった。
俺は友人達を顔を見合わせた。
「……行ってきます」
敬礼をして見送る友人達には絶対後で何かしらの制裁を加えることを誓った。