初恋 修正版

□STAGE.3
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「そんな風には見えないよね?」


相葉ちゃんがそう言うから
潤くんが頷いた。


オレも


「確かに、オレよりは軽いと思うけど?」


って言った。


「絶対うそやー!二宮くん私よりも軽そうですもん」
 
 
「柚羽ちゃん体重何キロなの?」



そう聞いた相葉ちゃんに


「えっ?えーと40 ……ってなんでやねん!」



佐野さんは突っ込んでから


「フツー女の子に体重聞かへんでしょ?」


と言った。




「んはは、そりゃそうだわな」


オレが言うと潤くんも



「普通に聞いたよな?」



と楽しそうに笑った。

 

中村さんも笑いながら



「相葉ちゃんアカンわーそんなんやったらモテへんでー」



と言った。



「えっ?ごめん……」



マジ謝りの相葉ちゃんに佐野さんが



「イヤ、そんな落ち込まんとって下さいよー冗談ですって」



と言ったら
相葉ちゃんも 
ちょっと元気になって
うんと言った。


「まぁ、オレ一応50キロはあるから、体重」



そう言うと中村さんが


「イヤ、それでも細いわー」



と笑った。


「オレ49キロだ……」



潤くんがボソッと言った。



「えぇーーー!?軽っ!!」



2人の声がハモった。



「オレは54キロ位だよー」



相葉ちゃんが言うと中村さんは


「身長のわりには細いなーやっぱり」



と言った。



「そう?ちぃちゃんと同じ位?」



「なんでやねん、失礼やなー50キロもないからな?」



「だったらいいじゃん、気にしなくても」



「うん、まぁ、そうやねんけどな……気になるんですわ」


相葉ちゃんと中村さんの
会話を聞きながら
佐野さんもうんうんと頷いた。



「オレ、別に彼女がオレより重くてもあんまり気にならないけどなぁ…松潤もニノもどう?」



「別にオレも気にならないけど、病的に太ってたり痩せてたりしなければ」



「オレも潤くんと同じたよ」



「口ではみんなそう言うねん、でも女子の足とか見てうわっ太っ!とか言うねんで!なぁゆず?」


「ほんまそれっ!!」



普通の女子ってこんな感じなのか?
とか思った。









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