ゾロサンメイン小説
□君にメロリン♪
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天気は晴天!
春島海域で気候も最高!洗濯物もよく乾くし、蜜柑が綺麗に色付いてきたし!
俺の人生順風満帆!
「あ、おはようサンジ君!朝早いのね。」
俺の日課はまず蜜柑畑の水やりから始まる。
その後一番にキッチンにお見えになるナミさんに、熱いコーヒーをお出しするんだ。
「ナミさん♪おはようございます♪朝焼けに照らされる貴女は今日も美しい♪♪♪」
まるで女神のようだ!と言いながら、早足にキッチンへエスコートし、颯爽と熱いコーヒーを差し出す。
完璧だ!
この無駄のない流れ!
「今日はいつもより早いですね?」
まだ他のクルーが起きてくるまでに一時間はかかるだろう。
チラッと時計に目をやると、ナミさんの美しい声があまりに近くに聞え、思わず転びそうになった。
「サンジ君はいつも早いわよね。蜜柑畑の世話に朝食の用意、洗濯物に掃除におやつに…三食の大量調理…」
考えただけでも…と頭をふるナミさんに、極上の笑みで答える。
「貴女の為ならどんな苦労も喜んでいたしますとも♪♪♪」
「……」