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□Let's study English.
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「柳生先輩、娘って英語で何スか?」
「娘はdaughterですね」
「ふうん、じゃあ、これは・・・」

その光景に皆が目を瞠っていた。
今日はお日柄も良く、皆、いつものように登校し、いつものように授業をうけて、いつものように部室に来た。
しかし、部室を除のぞけば『いつものように』がなくなっていた。
いつものように後輩をいじって遊ぼうとしていた丸井、仁王はそのまま立ちすくんでいた。
彼らにとってそれほどまでに、その光景は目を疑うものだった。

「まさか」
「冗談だろぃ・・・・」

あの英語が大っ嫌いで、いつも再試ばかりさせられてる赤也が、英語の勉強をしてる!!!!!
部室にある机に英語の問題集を置いて、シャーペンを握り、勉強をしている。
たまに、頭を悩ませたように首を傾げる。
そして、近くの柳生に質問する。

「柳生先輩。これは何て意味何スか?」
「ああ、それは、〜に恋する、ですね」
「じゃあ、これは、彼は私に恋してる、か」

丸井は壁に頭を打ち始め、仁王は自分の頬を両手で思い切り叩く。

「痛い・・・」
「どうやら、夢ではないらしいのぅ」

そしたら、切原は2人に振り向く。

「ちょっと、先輩達。いい加減にしてくださいよ。俺、真面目に勉強してるんスから」

とだけ言うと、また机にむかう。
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