BOOK8
□twin
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間接照明の光がぼんやり照らす部屋で、ベッドの淵に上半身をうつ伏せに預けて、お尻をあたしに向けるいのちゃん。
その割れ目のナカに埋め込まれたあたしの指に、翻弄されてびくびく震える白くて細い腰に加虐心が湧き上がる。
「う、っぅ、ぐっ、」
びくり、と震える身体に、シーツを強く握り締める細い指。
押し殺したような喘ぎ声が可愛くて、虐めたくて。
「ね、いのちゃん。写真撮っていい?」
そう聞くと、いのちゃんは力なく頭を擡げて、ふるふると首を振った。
「む、り、やだ、なんで、」
「あんまりにも可愛いから。ね、いいでしょ?」
「や、ぅ、っ…やだ、…」
いのちゃんの訴えを無視して、ケータイを取り出して、その白いお尻をパシャリ、と撮ると、いのちゃんは慌てて腰を引いて首を振った。
「やめて、やだ、」
掠れた声をあげるいのちゃんのナカに埋めた二本の指を、そのまま奥まで突っ込んで掻き回すと、いのちゃんはまた、ぼろぼろと甘ったるい声を溢した。
「あ、っぅ、優姫、っ…奥、だめ…っ、ぅっ、うー…っ、」
その間にも、脚の隙間からギンギンに勃ったいのちゃん自身を撮ったり、そっとタマに指を這わせたりすると、もういのちゃんは抑える余裕なんて無くなったらしく、女のコみたいに喘いで。
「、あっ、あ、」
片手でもう片方の手をぎゅう、と握り締めて、シーツに顔を埋めるいのちゃん。
「こら、締め付けすぎ。」
「はぅ…っ、と、撮らないで…っ、お願い…、」
優姫以外に、見られたくない。
そう言って、くすんくすんと泣きはじめたいのちゃんは、普段のプライドの高さからはとても想像出来なくて。
「…いのちゃんって、ほんと虐めたくなるよねぇ。」
「ど、して、なんで、」
「どんだけ酷い事しても、また抱かれにくる従順さが可愛いからかな。」
そう言って、前立腺を指の腹で擦り上げると、いのちゃんは甘ったるく呻いて、先端から我慢汁をぼたぼた零した。
「ふ、っぅ、っ…だ、って、…好き、だから、…一緒に、居たい、から…。」
鼻声でそう弱々しく訴えるいのちゃんの、顔が見たくなって、そのままひっくり返すと、涙でぐちゃぐちゃになった顔が見えて、ゾクゾクした。
「あ、っ…か、おは、ホントに、撮らないで…おねが、っお願い、」
ヒク、としゃくりあげて、両腕で顔を覆う姿は、いじらしくて。
そのまま、腰を掴んでナカをぐちゃぐちゃに掻き回すと、いのちゃんの喉が引き攣った。
「ひ、っあ、待っ、〜あっ、」
本当に、この目の前の彼は22歳の成人男性なんだろうか。なんて、疑いたくなるくらいにいのちゃんは女のコみたいに反応した。
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