桜蘭高校ホスト部
□真実は一つ!!
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桜蘭高校の門をくぐり抜け
第3音楽室へと向かう!!
ガチャリ
ドアは開いていた。
って事は鏡夜先輩は先に来ていた。
ドアを開けるとキーボードを叩く音が音楽室に響いていた。
「鏡夜先輩、おはようございます。」
鏡「遅い。」
「す、す、すみません。」
鏡「俺も別に時間は指定してなかったがな。まぁ、いいだろう。」
そいいい鏡夜はパソコンを閉め準備室へと歩いていく!!
鏡「誠!!制服のサイズ確認をするぞ!準備室へ来い!」
「はい!」
誠は小走りで準備室へと入っていった!
鏡「まぁ、ひ弱な誠の事だ9号で大丈夫だろう。あそこに制服があるキツくないか、緩くないか着て確認しろ」
と言い残し誠を準備室へ入れ鏡夜は準備室を閉めた。
「うわ〜。松竹学園と違ってなんか高級感あるなぁー!!」
松竹学園とは桜蘭高校を10とすると4くらいのレベルのお金持ち学校である!松竹学園も一応お金持ち学校ではあるが小企業の子供や少しお金を持っている家庭の子供が通う学校である。
「あんまし松竹学園の制服着れなかったけど桜蘭の方がカッコイいから好き!!」
誠はぶつぶつ独り言を言いながら制服を脱ぎ出す。
「あ!や、やば…。」
胸に巻いていた包帯がほどけて緩んでしまった。
「こんな時に…。朝急いで巻いたから…」
鏡「誠!どうだ?」
と、鏡夜は準備室のドアを開けた。
「ちょ、ちょっとま…」
誠の声は鏡夜に届かずドアを開けられてしまった。
下はズボンをはいており上は緩んだ包帯!
鏡「………んっっ?」
鏡夜は準備室のドアを閉めた。
メガネを直し、深いため息をついた。
鏡「誠、その包帯…いや、サラシはなんだ?」
「いやぁ〜ちょっと怪我してまして。」
鏡「ほぉ〜怪我か!お前女だろ!」