03/19の日記

00:07
プラチナデータ
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プラチナデータ見てきました。

ニノがね、ニノなのよ。
最後まで、嵐のニノだったのよ。


劇場が、なんかいつもと雰囲気が違ってました。まさか、嵐ファンに埋め尽くされて…?(*´・д・)?
そんなばかな、って思ってたら、嵐のCDの宣伝が流れたら、一気にザワって、なって、やっぱり嵐ファンに包囲されてたっ!Σ (´Д`ノ)ノ
しかも、後ろの席の女の子たちは、動揺して、ポップコーンまいて、騒いでるし。荒れるのか、荒れちゃうのか?って心配しましたが、映画始まったら、いつもの映画館よりも静かで安心しました。

で、内容は、近未来の日本。
国が本人の意思関係なく、献血やら、病院での受診やらなんやらで収集した国民の遺伝子情報が「プラチナデータ」。それを使い、犯罪捜査をするという時代。
現場に残された犯人の遺留品、毛髪やらで、そのプラチナデータと照合すれば、DNAレベルのプロファイルなので、検挙率はほぼ100%。
システムを作った、警察庁の科学捜査機関に所属する神楽だったかな、まあいいや、ニノは、システムに関係する人間が次々と殺害されていう事件の捜査をすることに。しかし、その完璧であるシステムが、ニノを犯人だと示して、とにかく逃亡。逃亡しながら、事件の真相を探る的な。

悪くないよ。
でもね、なんか、コンビニみたいな映画だった。
専門店でもなくて、商店でもない。
小綺麗で整ってて、悪くない、便利だけど、全部が、平均的な。

でも、ラストは、??へう??ってなったけど、一緒に見たお友達と、復習して飲み込んだら、ちょっと、悪くない余韻になった。

ニノは二重人格。
自分の何気ない言葉で父親を死に追いやってしまい、もう一つの人格、リュウが生まれる。
その不安定な時に出会った少女が、サヴァン症候群のサキ。自閉症であり、天才的能力を持つ。その彼女が、システムの中枢的な作成者であり、今回殺害され、その彼女を殺したのが、プラチナデータの捜査システムが示した犯人はニノと。
ニノのもう一人の人格リュウは、そのサキを愛していた。だから殺すはずがない。ではなぜ。

実は、このプラチナデータには秘密があり、それは国家の秘密。サキはその秘密を命をかけて、リュウに託そうとしていた。

プラチナデータの秘密は、政治家やら、国家の特権階級の人間やその家族が除外されているということ。それらの人間が起こした犯罪は、エラーが出て、該当者なしとなるようになっていた。

ここまでは、あー、あるある、はいはいって思った。

国家も知らないもう一つの秘密。
ニノやサキの主治医、ええっと…鈴木保奈美。
ニノのもう一人の人格だと思っていたリュウが、実は本当の人格で、優秀な科学者の人格こそが、鈴木保奈美が作り上げた人格だった。
彼女の野望は、プラチナデータを使い、優秀なDNAを見つけ出して、それを掛け合わせて、更に優秀な人格を作るというもの。
クズな人間は、存在価値がないという考え。
ニノは、彼女を殺して、逮捕されます。

あの。ええっと。

ニノの逃亡シーンが、必要以上。
あんなにいらない。
バイクの逃亡シーンなんて、なんのために?あれ削って、ラストのオチに時間を回して欲しい。
途中あんなにまったりしたのに、さささささっと最後片付ける感がぱねえです。

DNAでプロファイル、防犯カメラやら、ハイテクを駆使してターゲット追い詰めるシステムは好みなビジュアルだったんだけどなあ。

あ、最後の嵐の曲が、映画のステレオ効果を余すことなく使ってて、音があっちこちから聴こえて、はうってなった。

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