05/18の日記

23:54
名探偵コナン 絶海の探偵
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今回のコナンくんは、相棒の作家さんが脚本書いてるんですってね。
なるほど。
コナンくんじゃなくて、右京さんで良かったんじゃないかな。

面白かったです。
でもね、リアルと劇場版アニメは共存しないのかも、とか思ってしまいました。

今回は、海上自衛隊の最新イージス艦が舞台。
一般公開で、コナン君含む一般人を乗せたイージス艦に遺体の一部が引っかかって、殺人?なんか某国のスパイも乗ってるみたい。殺人はやっぱりスパイが?判りやすいスパイが一人いるけど、仲間は他には?
冒頭で、蘭ちゃんが、電波時計をこれみよがしに身につけてるけど、伏線だよね、と。

リアルを追求して、絵が動かない(笑)
大人たちの立ち話ばっかりだからしょうがない。
イージス艦も、最新鋭すぎて、絵の動きが乏しい。コンピューターで動くから、ほら・・・ねぇ。
大砲ばんばん、ビームをびゅまびゅま撃つ訳にはいかないのですよ。
真犯人の殺人の動機も、リアルすぎて、アニメには映えない。
面白いんですけどね。

一応、おなじみのサッカーボール蹴るところは、それを取り返すかのように映像が動いて、それまでの動かない映像に慣れていた目が追いつかなかった(笑)

で、それほどまでした、そこまでリアルにしたのに、最後のオチがドリームで、お尻の座りが悪くなりました。むずむず。
スパイとの戦いで、人知れず海に投げ出されてしまった蘭ちゃん。イージス艦の速度は速く、いつ落下したかもわからない彼女を探し出すことは、この大海原では無理。
そこで、そういえば彼女が電波時計をしていたことを思い出します。イージス艦のレーダーでその電波を拾おう!電波時計の電波は夕方5時に出るよ!このチャンスを逃したら、もう無いよ。
5時がきたけど、電波拾えなかったよ。
ああ、きっと彼女は海の底に・・・

らぁああああぁあああん!!!!!!!

コナン君の絶叫が、蘭ちゃんに届いて、シンイチくんの幻覚に手を伸ばした蘭ちゃん。時計してる方のね。

ぴ・・・

電波キタ―――――――!!!


お尻むずむず。
全部そのティストなら気にならなかったんだろうけど、それまでがかなりリアルを追求していたのも影響してるのかなぁなんて。
前々回の、雪崩起こそうとしたけどできなくて、コナン君が、くそお!!!って雪を殴ったら、見事雪崩となりました☆くらい。

あ、でもこれまでのむずむずワーストは、音楽堂の火事のやつで、ダムに取り残されたコナンくんたちが脱出の為に、電話に向かって歌ってたのが、一番キタ。あれは越えません。

それにしてもリアルを追求したのか、ED後の後日談で、蘭ちゃんが出なかったのは、やっぱり、死にかけた人はその後大変だったのよというところでしょう。

今回珍しかったのいくつか。

・コナン君が語る、これまでのいきさつが省略された。「身体が縮む薬を飲まされて」的なの。「もう皆知ってるよな!」って。

・コナン君、便利グッズ。毎回ノルマのように、全部使ってみせるのに、今回スケボーの出番がなかった。新道具使ったからかな。

・あなたは何者なの?と訊かれて「探偵さ」って、答えなかったの。え、これ、お約束でしょう!?

なんやかんや言いましたが、もう一回、見たいのは確かです。

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23:19
図書館戦争
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すごいむずむずして見に行きました。

見たいけど、実際どうなの?サブくない?大丈夫?でも見たい、的な?

でも、見てよかった!
面白かったです。
もう、日本のアクション俳優は、岡田くんでいいでしょう。安定感に安心感。小柄な身体を生かしたアクションっていうのか、まあ、とにかく気持ちいい。そこで蹴っちゃうのね、飛んじゃうのね、取り押さえちゃうのね、と、いちいちキマッてる。
時代劇のベテランの殺陣を見る感じです。何もおかしいところがない。

で。
ストーリーは、国家によって、メディア、主に書籍が規制されている世の中で、それに立ち向かう組織「図書隊」に入隊したヒロインの成長・・・かな?

本に書かれたバイオレンスを真似て犯罪が起こって、ならば本を国で規制しちゃおうと。
それに対して、本は思想であり、文化であり、娯楽であって、規制されるべきものではないという考えから、本を守ろうという組織が立ち上がる。
その組織と国との攻防がどんどん過激になって、今では、実弾での武力行使が当たり前。いつか死者出ちゃうんじゃないの、ってところまできているという。
その実、国民はというと無関心で、「たかが本でしょ」って温度。違うのよ。守っているのは本だけど、本当に守っているのは、そんな物理的なものではないの。

すごく、考えさせられました。
見えるもの、見せているものが、訴えているのは違うというか、見た後、本当はこうなのよ、って語りたくなる感じ。この感じ、お伝えするのが難しい。

ひたすら本を守っている映像なんですけど、彼らが守っているのは、本が入口である、自由な思想だったり、娯楽だったり。そんでもって、この映画は、今の日本の危うさとかも訴えてるんじゃないかなとか。

・相手から攻撃を受けなければ、自分が傷つこうとも攻撃できない「図書隊」
・そうして晴れて攻撃できる立場になっても攻撃できる場所は「図書館に限る」
・「図書隊」の人間は、傷ついてもニュースにもならない。
・こうしている間も、どんどん、「自由」に対しての規制が、誰かが決めた勝手なルールで厳しくなっている。
・そして、多くの人がその「危険」から目を逸らして、無関係であろうとする。

ね。
なんか、図書隊を借りた、何かみたいな気がしません?

面白かったです。

残念なのは、ヒロインを理解できなかったこと。

上官(岡田くん)に、実力ないのに、大きく出て、むかつくだのと突っかかる。

柔道の試合で、ぱっかぱっか相手を投げていい気分になって鼻膨らませていたヒロインを、試合として、上官が投げ飛ばして、いい気になるな、オレに畳を拝ませてみろ的なことを言ったら、その上官が試合場をあとにした、その背中に飛び蹴り。
「畳を拝ませて差し上げた」って。

ええっと。単純に卑怯だし(笑)

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