*プレゼント*


不二の誕生日

何をしたら喜んでくれるだろうか

不二は俺の誕生日を凄いサプライズで祝ってくれる

でも俺はそういうのはあまり得意ではないからありきたりなプレゼントを渡す事くらいしか出来ない

それでも喜んでくれているが

もっと喜んでもらえるような事はできないだろうか

不二の為に

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「俺を好きにしてくれ…」

「えっ!」

ケーキとプレゼントを渡して一通り済ますと俺は意を決して声を出した

あまり自分から求める事はないから喜んで貰えるんじゃないだろうかと一生懸命考えてみたんだが…

「君もプレゼントなんだね」

「あっ…ああ」

言ってはみたが物凄く恥ずかしい

もう不二の顔なんて見れない

近づいてくる気配を感じて瞳を閉じた

唇にキスをされベッドに押し倒される

何だかいつも以上に緊張するな

「ありがとう手塚。嬉しいよ」

やさしい口調に瞳を開けると嬉しそうに笑っている不二の顔

良かった

恥ずかしかったけど不二が喜んでくれるなら


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