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アイアンマン3


【アベンジャーズ】の戦いから1年。アイアンマン“最後”にして“最大”の戦いが、始まる。

 アイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカ、ハルクなど、最強の力を持つヒーローたちが集結し、間一髪で人類滅亡の危機を回避した“アベンジャーズ”──この熾烈な戦いによって、トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)を取り巻く環境は、大きく変わってしまった……。
 合衆国政府は、未曾有の危機に際してヒーローという“個人”の力に頼ることを危惧。そして、世界に、宇宙に、人類の存続を揺るがす脅威が存在することを思い知らされたトニーは、悪夢にうなされながら、憑かれたかのように新型アイアンマン・スーツを開発していた。
 心身ともに極限まで追い詰められらたトニーは、ある日、正体不明の敵“マンダリン”による襲撃を受け、すべてを失ってしまう。彼に残された武器は、天才的な発明の才能と、愛する者を守りたいという強い信念のみ。この絶体絶命の状況で、トニー・スターク=アイアンマンの最後にして最大の決戦が、いま始まろうとしていた……。
 ヒーローとして死ぬか、それとも、愛のために生きるのか。

 昨年公開され、日本でも大ヒットを記録した『アベンジャーズ』から1年。最強チームの中でも最も高い人気を誇るアイアンマンが、最新作で帰って来ました。アメリカに先駆けての日本公開! 公開初日に観てきましたよ!!

『アイアンマン』シリーズとしては3作目となる本作。昨年に公開された『アベンジャーズ』を、思いっきり引きずっています。『アベンジャーズ』を観ていない方には、少々分かりづらい部分があるかも。チェックしてから観に行くことをオススメします。
 その『アベンジャーズ』での体験がトラウマとなり、やや引きこもり気味にアイアンマン・スーツの開発に没頭するトニー。今作のアイアンマンは、ヒーローだけどかなり人間くさい。ヒーローとして、1人の人間として、悩み、苦しみ、もがく姿が、リアルに描かれています。
 そして、そこを敵に突かれて大ピンチ!! 海を望むあの大豪邸が襲撃され崩れゆくシーンは、迫力ありです。

 公私にわたるトニーのパートナー、ペッパー・ポッツを演じるのは、グウィネス・パルトロウ。ドン・チードル演じるローディ中佐も、トニー=アイアンマンの友人として大活躍します。
 更に本作では、謎の敵マンダリン役でアカデミー賞俳優のベン・キングズレーが登場。しかし、存在感で彼を上回るのが、謎の科学者キリアン。演じるガイ・ピアースは、ブラピとも似た色気のある俳優ですね。ジャン=クロード・ヴァン・ダムとも若干カブるのは、つばさだけか……。
 とにかく、本作のカギを握るのは、ガイ・ピアース演じる科学者キリアンです。ただ者ではないです。本当に。

 CGも、敵の強大さも、前2作を上回るスケールになっていたと思います。クライマックスには、アイアンマン・スーツが集団で飛んでくるし!! 数で押せ、という感じの力業っぽい印象もなくはありませんが、でもまあ確かに圧倒はされます。こてこてのアメコミヒーローは、更にパワーアップして、こてっこて。
 でも、人間くさいところもあって、ちょっと安心するというか、応援したくなるというか。くたびれた感じのトニーは、やっぱり、ロバート・ダウニーJr.の当たり役です。

 さて。本編が終わったからといって、すぐに席を立つのはやめましょう。エンドロール後にもエピソードがあります。「次」に続くエピソードです。
 これはマーベル・スタジオが公表していることなので言っちゃいますが、『アベンジャーズ』の2作目が2015年に公開決定だそうです。つまり、アイアンマンも帰って来る!? 今作の宣伝では「さらば、アイアンマン」とか謳ってたけど、そうではないのね!? 『アイアンマン』シリーズとしては、最後なのかもですが。

 しかし『アベンジャーズ2』では、どんな形で帰って来るのだろう……。本作のラストからは、少々気になるところです。気になりたい方は、ぜひ劇場へ。3D版もありますよ。
 スケールとパワーがまた一段とUPしたアイアンマン最後の戦い(?)に注目だ!!
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