捧げ物
□好きすぎるです!
1ページ/2ページ
やっと手に入れた。
最近、俺にはカノジョが出来た。
三浦ハルだ。
どうして好きになったのかよくわからねー。
シャマル曰く、
「恋は理屈じゃない。自然と落ちるものなんだよ」
らしい。
アイツにしては至極ためになる言葉だ。
ハルは十代目のことが好きだったし…。
フラれてからも、そこにつけこむような真似はしなかった。
そして、手に入れた。
離すつもりは毛頭ない。
だ か ら !
「獄寺くんから殺気が出ているんだけど…」
「ツナ、外見てみろ」
十代目と野球バカが話しているみたいだが、無視だ。
それよりアレを果たす!
「…十代目、お先に失礼します」
「う、うん。ハルによろしく言っといて」
俺のハルに鼻の下を伸ばしている輩、覚悟しとけ!
好きすぎるです!
(ちょっと、獄寺さん?!)
(いいから、来い)
.