詩4。。。
□名残惜しく
1ページ/2ページ
仕方無い、と呟いて
歩む速さを変えた
さっきより、早く
何時もより、早く
此処から逃げ出す様に
だって此処には
もう用が無い
君が居ない此の街に
もう用が無い
仕方無くないよ
少なくとも、私は
今君は、
他の誰かと笑っているだろう
幸せに、成って下さい
なんて
口から出た嘘
君の幸せを願います
しかし不幸も願っています
歩む速さを変えて
此の街から出ました
名残惜しく振り返り
涙を流しました。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ