詩。。。
□痛んだ髪の毛。
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痛んだ髪の毛を撫でる
普通の髪とは違う光の受け方
それが愛しくて笑う
痛んだ髪の毛を見つめる
普通の髪の毛とは違う少し細い一本一本
それが好きで笑う
「痛んだならそのままにしておけば?」
もう少しすれば
痛んだ髪の毛が普通の髪になる
そうすれば全部違くなるけど
「あぁ、でもこのままでもいいなぁ」
そんな一言にキョトンとした顔
痛んだ髪が君だから
痛んだ髪が好きだから
「そのままが一番好きだよ。」
告げたら顔が赤い
どんな色でもかまわないから
それが一番好きだから
痛んだ髪の毛に触れる
その光の受け方が綺麗すぎて
撫でながら笑った