□赤い屍だらけとなった屋敷の姫と王子様
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『骸…本当にいってしまうの?』

「えぇ…長くなるでしょうね」


骸は綱吉に長期任務を任せられた。
私は嫌だ、だって私は骸の恋人…離れるなんて絶対に嫌なのよ。
愛しているあなたと離れるなんて嫌!寂しいもの!子供、なんて言わないで。
あなたじゃなければこんな事思わないから…!
ずっと側に居たいの、ワガママ、なんて言わないで。
大好きなあなたと一緒にいたいの…!
この世界ではいつ断たれるか分からない命。
少しでも一緒にいたいから…長期任務なんてさせないわ…そう思っていたわ。けれど骸…あなたは行ってしまう。
こんなボンゴレの為に行ってしまうの!
ボンゴレさえ居なければ…!!骸は!


『そう…絶対無事帰ってきてよね』

「当たり前です」


ニコッと笑って骸は私の唇にキスを落とし部屋を出て行った。
私は少し余韻に浸ってから色々準備した。
さて、まずはランボからよ…!丁度部屋にいるみたいだし一番弱いランボ…電気系の武器は効かない…短剣にしよう。
近距離で確実に…
銃も一応持っていこ。
私は長袖に着替え、短剣と銃を持って部屋をでた

あっという間にランボの部屋前。
コンコン、とドアを叩いたら中からはい、なんて答えが返ってきた。
…二人いる?まぁいいか…
がちゃりとドアを開けるとランボと了平がいた


「あ、ナマエさん」

「おお、ナマエか!じゃあ俺は失礼するな!」

「はい」

『あっ…了平さん、待って!』

「なんだ?」

『ここじゃあれだから…廊下で、ね?』

「ああ」

『ランボくん、ちょっと待ってて?』

「はい」


ランボの部屋を了平とでた。了平はなんだ?と用件を聞いてくる、私はそっと了平に近付いた。
そして…

グサッ…


「ぐぁッッ!!!!??…っナマエ」

『了平、バイバイ』


了平は呆気なくその場に崩れ落ちた。
了平の声を聞き、ランボが部屋から出てきた。
その瞬間、ランボの体に鉛が入りランボも直ぐに崩れ落ちた。
二つの死体には血がドクドクと。私の体にも返り血が沢山!殺した殺した晴れと雷は消えた!次は嵐と雨…獄寺と山本!




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