短
□死ぬ理由
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『ふふ……』
あぁ…武、格好いい…
その笑顔、誰にも見せないで私だけに…!
あ、キタキタキタ。
武が私の方に…!部活が終わったみたいね
「ナマエ!」
『武、部活お疲れ様!』
武にタオルを渡した。
嗚呼、私ノモノニナレ!
「おう!ありがとな♪」
『えへへ//武、ちょっときてもらえるかな?』
「ああ、いいぜ!」
私は校舎裏に行く、武も私の後を付いてきてくれる。私はピタリと立ち止まり、周りを見渡す。誰もいないな、よーし!
はい、と私は武に綺麗にラッピングされたカップケーキをあげた。
「お?これは?」
『カップケーキ!武の為に作ったんだぁ♪今食べて?』
「ありがとな…じゃ、頂きます!!!!」
勢いよく武はカップケーキを食べた。…♪
「あ、?…なんか眠……ナマエ………」
武ガ私ダケノモノニ!
あぁ、嬉シイ!!!!
早く早く早く!!私ダケノ武ニナッテ!!
武はぐらりとその場に倒れた。最後に名前を呼んでくれた!!
さぁてと、ナイフナイフ♪
私に武の血を頂戴!
あーぁ、失敗だわ。家でやるべきだった!人が血を浴びてたら可笑しいじゃない…!
家まで運ばなきゃ…
お預けか。まぁ、まだ武は生きてるんだから起こせばいい。睡眠薬だしね。
私は武を揺する。
『たぁーけぇーしぃー!おーきぃーてぇー!』
「ん……んん…」
武が目を覚ました。
また綺麗な目が私を映す。
あれ?反応が可笑しい?
『武、大丈夫…?』
私が武に手を伸ばす。
グサッ…
……
『え?』
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