めいん

□気付かされた想い
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ある日、いつものように銀を追い払い、また明日もアイツがまとわり付くのかと思いながら家に帰る。だが次の日、銀はオレの前に現れなかった。


オレはやっと諦めたかと思い、数日を過ごす。同じ学校だから当然廊下などですれ違うが、銀はわざとオレと目をあわそうとしない。
そんな銀の態度にキレたオレは銀の教室に行こうとするが銀の教室がわからない。今思えば知らないことばかりだ。
銀の教室、どこに住んでいるか、なぜオレにまとわり付くのか。
オレは銀のことを何も知らないんだ…






やっとの思いで銀の教室を探し出し、中を覗く。銀は友達らしきヤツらと話している。
…イライラする…笑ってんじゃねぇよ…

気が付けばオレは教室に入り、銀の目の前に立って、銀の腕を掴んでいた。



「…来い。」

そしてオレは屋上へ向かった。










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