SSS

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雲雲/甘/兄弟パロ
現雲→恭弥 10雲→恭








「けほっ、」
「?…恭弥、インフルエンザかい?」
「僕が風邪なんて引くわけない、でしょ」
「最近、流行ってるんだから…
特に恭弥は身体が弱いんだから気を付けなよ」




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「39.2℃…引かないって言ってたはどこの誰だっけ?」
「ごほっ、煩いよ…草壁のが、移ったんだ…後で咬み殺すッ」

「ふぅん、あのリ‐ゼントのがねぇ…
そんな移るほど側に居たんだ?」


ぎゅう、と恭弥を腕の中に閉じ込める
初めてこそ恭弥は頭に?マ‐クを浮かべるが、気付いた様ですぐににやっとした笑みに変わる

「恭、妬いてるの?」
「妬いてない」
「妬いてるじゃないか」
「…妬いてない…煩いな、そろそろ黙りなよ」

「きょう…んっ、ぁ…ふぅっ」

僕は恭弥の顎を掴んで、恭弥の唇を塞ぐ
恭弥はいつもより力なくキスに応えようとするもインフルエンザのせいか、酸素が保たず弱く僕の胸を叩く


「ふぅ、げほ、げほっ…」
「大丈夫かい、」

呼吸を整えようとしている恭弥の背を出来るだけ優しくさする

「今ので、移ったかもしれないよ」
「恭弥の菌なら喜んで貰ってあげるよ」
「…変態」
「そんな変態のキスに応えてたのは恭弥でしょ」

「けほっ、煩い…もう寝る」
「はいはい、」

恭弥の言葉に部屋を出ようとする僕の着物の裾を恭弥は掴んでくいくい、と引く

「どこいくのさ…」
「寝るんでしょ、だから部屋に戻るよ」

「邪魔じゃ、ない…恭、ここ寝て」
「いいのかい?」
「恭は移ってもいいんでしょ?
こほこほっ、恭がインフルエンザになったら、僕が看病してあげるから」
「はいはい」

裾を掴んでいた恭弥の手を握り、恭弥の布団に一緒に横になる
そして、恭弥の瞼にキスを落とした

「おやすみ、お姫様」
「ちが、…ぅ……」




おやすみ



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インフルエンザで思いついたネタ
サイト初の1818(*´∀`*)
インフルの割には弟元気ですね…
好きなんですが、書けず仕舞いで…
やっと書けました
恭弥はなんだかんだでお兄ちゃん大好きで
お兄ちゃんは弟に甘ければいい\(^O^)/
1818大好きだぁぁあ!!



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