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□愛鎖
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ここは、イタリアにあるミルフィオ−レ本部
その総大将である、白蘭の自室にはボンゴレ霧の守護者である六道 骸の姿があった
「骸クン♪」
「…………」
骸は、遠くを見つめたまま反応を示さない
「あれ−?どこ見てるの−?」
「………」
骸クンが、反応してくれない
まぁ、いつもの事だけどね
そういう時は…
「雲雀クン♪」
「Σピクッ」
骸クンが反応した!!
でも、何でだろう
ムカつく
「骸クン…」
ギシ
白蘭は、ベッドの上に座っている骸を押し倒し、夢中でキスをする
「んッ、ふぁ…くちゅ、んッ!」
キスは激しくなり、白蘭の手が骸の胸に触れる
「んッ、やぁッ、やめて…下さい」
「ヤダ♪」
そのまま白蘭は、骸の飾りを好きなように弄ぶ
「ッ、いや、だ!…ひば…り、くッ」
ピタッと白蘭の手が止まる
「骸クン……今、誰の名前読んだ?」
「!!」
「雲雀クンの事、呼んだよね…」
「よ、呼んでませッ」
骸クンが、慌ててる
「僕、言ったよね、次、雲雀君の名前呼んだら
雲雀クンの事"殺しちゃうかも♪"って」
ビクッ!!
「ッ〜…やめてください!!
雲雀君には、手を…出さないで…ください!」
骸クンが泣き出しちゃった
可愛い可愛い可愛い可愛い!!
でも、そんなんじゃ許さないよ
「いや♪」
「ッそんな……ッ何でもします!何でもしますからッ!雲雀君には、手を出さないで下さいッ」
雲雀クンの為に必死なのが気に入らないけど
何でもしてくれるならいいや!
「…アハッ♪何でもしてくれるんだ?」
「……はい」
「じゃあ…キスしてよ♪激しいやつ!」
骸は、少々躊躇いながらも白蘭の上に馬乗りになり、唇を重ね、深いものにしていく
「骸クン、僕の事、好き?」
「んッ、ふぁ…んふっ好きッ…ですよッぁあ!!」
「ッん、雲雀クンより?」
「ふぁ、あんッ……は、いッ、ちゅ」
雲雀君……ごめんなさい…
「…ッ骸……」
でもね……
骸クンは知らない
雲雀クンも監禁してること
雲雀クンがこの映像を見てることを……
愛鎖
(どんな手を使っても君を手に入れる)
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