short

□愛鎖
2ページ/3ページ




ここは、イタリアにあるミルフィオ−レ本部
その総大将である、白蘭の自室にはボンゴレ霧の守護者である六道 骸の姿があった




「骸クン♪」
「…………」

骸は、遠くを見つめたまま反応を示さない


「あれ−?どこ見てるの−?」
「………」


骸クンが、反応してくれない

まぁ、いつもの事だけどね



そういう時は…


「雲雀クン♪」
「Σピクッ」


骸クンが反応した!!

でも、何でだろう








ムカつく




「骸クン…」

ギシ


白蘭は、ベッドの上に座っている骸を押し倒し、夢中でキスをする


「んッ、ふぁ…くちゅ、んッ!」




キスは激しくなり、白蘭の手が骸の胸に触れる

「んッ、やぁッ、やめて…下さい」
「ヤダ♪」


そのまま白蘭は、骸の飾りを好きなように弄ぶ


「ッ、いや、だ!…ひば…り、くッ」




ピタッと白蘭の手が止まる



「骸クン……今、誰の名前読んだ?」
「!!」
「雲雀クンの事、呼んだよね…」
「よ、呼んでませッ」


骸クンが、慌ててる



「僕、言ったよね、次、雲雀君の名前呼んだら






雲雀クンの事"殺しちゃうかも♪"って」


ビクッ!!

「ッ〜…やめてください!!
雲雀君には、手を…出さないで…ください!」




骸クンが泣き出しちゃった


可愛い可愛い可愛い可愛い!!




でも、そんなんじゃ許さないよ



「いや♪」
「ッそんな……ッ何でもします!何でもしますからッ!雲雀君には、手を出さないで下さいッ」


雲雀クンの為に必死なのが気に入らないけど
何でもしてくれるならいいや!


「…アハッ♪何でもしてくれるんだ?」
「……はい」
「じゃあ…キスしてよ♪激しいやつ!」


骸は、少々躊躇いながらも白蘭の上に馬乗りになり、唇を重ね、深いものにしていく



「骸クン、僕の事、好き?」
「んッ、ふぁ…んふっ好きッ…ですよッぁあ!!」
「ッん、雲雀クンより?」
「ふぁ、あんッ……は、いッ、ちゅ」


雲雀君……ごめんなさい…






「…ッ骸……」


でもね……

骸クンは知らない

雲雀クンも監禁してること


雲雀クンがこの映像を見てることを……





(どんな手を使っても君を手に入れる)

.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ