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□それでも僕は
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切 雲雀が骸に造られたロボット
本物の雲雀は故人設定
初めてマスタ−…骸の顔を見たのは機械のたくさんある部屋
「やっと出来ました」
僕が初めて聞いた言葉
僕が目覚めた瞬間
「、んッ……ます、た‐?」
「えぇ、僕の事は骸と呼んでください」
「むくろ……分かった」
デ‐タにある、骸との記憶
「僕との記憶や日常生活に必要な最低限の必要事項はプログラミングしておいたんですが
貴方の名前は分かりますか?」
「僕の名前は、雲雀恭弥…骸の恋人」
僕がそう答えると、骸は嬉しそうに僕を抱き締めた
「恭弥ッ……」
「骸、泣いてるの…?」
僕を抱き締めて、“恭弥”と名前を呼び続けながら骸は泣いていた
僕は両手を骸の背に回し、デ‐タ通りに、骸の肩に顔を埋めた
それでも僕は