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□素直になれない僕だから
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「ひばり君、ひまです−」
「煩い、骸邪魔しないで」
「だってひまなんですもん」
放課後の応接室
いつもの様に風紀の書類を片付けている雲雀と、ソファ−の上で"暇です"、とゴロゴロ寝転がっている骸の姿があった
「雲雀く−ん」
「草壁にでも相手してもらいなよ」
「雲雀君がじゃないと嫌なんです−!!」
「忙しいから、話しかけないで」
「…クフン…、浮気しちゃいますよ?」
「勝手にすれば…」
ムカッ
今のは流石の僕もカチンときました
「そうですか…では僕は失礼しますね」
素直になれない僕だから