・剣と風の色・
□【刃の時】
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「下弦の月」
昔から、人は変わらないね。
自分の欲の為…。
それとも自己顕示欲の為…。
なぜ、人は分からないのか。
人が今を生きるのは何故？
その訳は？
自分さえ良ければ良いのか…。
もっと、自分より、人の想いを知れば良いのに…。
哀れだ…。
時が流れ、
もう誰もが分かっていると思っていたのに…。
また今世も寂しいね。
清…。
こんな世の中だから、相手を想う愛が必要だと分からないのか…。
神様の愛…。
人の愛…。
もっと、もっと、多くの人が知ったなら、世の中が変わるのに…。
でも、希望は忘れない。
消しちゃいけない。
光を…。
清…。
俺達の役割を果たそう。
今世こそは、繰り返すまい。
もう、あんな想いはしたくない。