過去拍手お礼文
□山誕記念
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教室に入ってみると、まだ獄寺はいなかった。
今日休みとかじゃねぇよな…?
せっかくの誕生日なのに、獄寺に会えないとか無しだろ?
神様たのむから獄寺に逢わせてください!
俺は机に座りながら、けっこう真剣に祈った気がする。
「…おい。何難しい顔してんだよ?今日お前の誕生日じゃねぇのかよ?」
あっ…獄寺!
良かった…ちゃんと会えた!
神様サンキューな!
「っ…おい、聞いてんのか!野球馬鹿っ!」
「あぁ〜聞いてるのな!」
「ぼーっとしてんじゃねぇよ!……誕生日だろ?」
「えっ!あっ…うん、そうだけど…なんで獄寺知ってんの?」
「そっそれは、十代目が言ってたからで!気になったとか、そんなんじゃねぇからなっ//べ、別に、プレゼントとか、用意なんてっ//」
やべぇ…すげぇ嬉しい
「ありがとな!」
今日聞いたどんな言葉より嬉しいよ
プレゼントなんていらない
その言葉、仕草が一番のプレゼント