過去拍手お礼文
□小さな嫉妬
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「武のバーカ！」
今日俺達は久しぶりに喧嘩した。
小さな嫉妬
俺と武が付き合って１０年たった。
武はプロ野球選手兼マフィアになって
俺は十代目の右腕として過ごしている。
そんなある日、ほんと些細な事で喧嘩をした…嫌、俺が一方的に怒ってただけかも。
「恭弥ぁ〜俺どうしたらいいのかな？お、俺…山本に嫌われたら…」
「…ちょっと待ってよ。何があったのさ？僕何にもわかってないんだけど？」
「あのな実は、また山本の野球の試合見に行って帰りに会いに行ったら、ファンらしい可愛い女の子がいて…」
「そんなのいつもの事でしょ？」
「違うんだよ！その女、武に手作りのシフォンケーキ持ってきやがって…た、武が貰った後に言ったんだ…」
「何て？」
「『やっぱり料理が出来る女の子っていいのな！』って、……あいつ俺が料理ニガテなの知ってるはずなのに…」
「それならさっさと僕みたいに結婚して、料理の練習したら良かったんだよ。」
そう、恭弥は最近ディーノと結婚した。ディーノが夜景の綺麗な高級ホテルの最上階でプロポーズしたらしい…正直羨ましい…。
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