過去拍手お礼文
□クリスマス
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クリスマス〜ディノヒバ編〜
今日はクリスマス。
僕はディーノとデートするらしい。
放課後になって、ディーノは待ち合わせ場所?の応接室にやってきた。
「恭弥!待ったか?」
「…別に待ってない。」
ほんとは結構まったけど、それを言ったらまた調子に乗るから言わない。
「なぁ恭弥。具合悪かったりしねぇか?」
「はぁ?」
この人はいきなり何を言っているのだろう。
この僕が風邪なんて引く訳ないじゃない。
「だって、目潤んでるし、顔赤いしさ…」
「そんなこと…ない?」
「なんで疑問系なんだよ」
そう言われると、なんだかいつもより、ぼーっとしているかもしれない。
「今日は俺のホテルで寝てような?」
そのほうがいいだろって笑うディーノ。
すごくムカついた。
「やだ。」
「えっ?」
「せっかく貴方と過ごせるのにベットでクリスマスなんて嫌だ。」
あぁきっと素直にこう言えたのも風邪のせい。
僕がムスっとしながらディーノをみると、あの人ったら目を丸くして驚いてるの。
「恭弥はさ、もしかしてデート楽しみにしてくれてた?」
「別に//」
「そっかぁ!俺はさ、恭弥と一緒ならどんなところでのクリスマスでも、最高に嬉しいんだ!」
「でも…」
「いいから寝てろって!おいしいケーキ食わせてやるからさ!」
「…わかったよ。」
結局僕は、この人に弱いのだ。
でも僕はケーキ目当てだからね!
勘違いしないでよ//