その他の日常

□銀時ハピバ
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ある日の万事屋に訪問者が。

「ん?誰だ?
おーい新八〜 客だぞ〜」

…だが、返事はかえってこない。

「あ そーいや神楽と買い出しに行ってたな…」

ぴんぽーん

「あー…めんどくせぇ〜」

めんどくさがりながら、銀時は戸を開けた。

ガラッ

「…よう 随分待たせやがって」

ガラッ ピシャッ

銀時は迷いなく戸を閉めた。

「え ちょ待てよ」

ガラッ

しかし、戸は無理矢理開けられた。

「ったく…何のようだ
高杉」


そう、その人物は指名手配中の過激派攘夷浪士である鬼兵隊の高杉晋助だった。

「クククッ 久しぶりだな 銀時」

「まぁな …で?」


「Happy Birthdayだ」


そう言って銀時の目の前に、紙袋が差し出された。

「お、覚えてたのか」

「当たり前だろ」

「そっか//」

「んじゃ 中入ってケーキ
食いながら、祝ってやるよ」

「ああ…

って、お前の家みたいに言ってるけど、俺の家だからね?」

「どうせ そのうち俺の家になるんだからいいじゃねぇか」

「なっ!//」

「どうした?」

高杉はニヤリと笑い、理解しているに、わざとらしく聞いた。

「なんでもねぇ!//」

「くくくくっ」




そして新八達は、
高杉らが万事屋に入って行くのを見た後、

「……姉上のとこに行こっか」

「…そうネ
悔しいけど、銀ちゃんも誕生日は一番好きな人といたいアルヨ」


などという会話をしていたのだった。


終わり


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