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□第三話
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チームに入って暫くは、様子見のためかプロシュートに任務は入らず、暇を持て余していた
何気なくリビングに向かうと、いつもソルベと二人でいるジェラートが、珍しく一人でコーヒーを飲んでいた
「あ!確か…プロシュート、だったよね?」
「えぇ。
あんたは…ジェラート、よね?
いつも一緒の彼女は、どうしたの?」
プロシュートはジェラートの正面に座った
「いつも一緒って訳でもないよ?
ソルベはちょっと、私用で外出中。
ソルベに何か用でもあった?」
「そういう訳じゃないわ。
ただ、珍しいと思って」
「まぁ、そうだよね。
任務はペアで行動してるし…
私がターゲットの位置を知らせて、ソルベが攻撃するの」
ジェラートはニコニコとご機嫌で、ソルベのことを話す
「だから、いつも二人でいるの?」
「うん、まぁ…それだけじゃないんだけどね」
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