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□第三話
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「あのね、チームだから言うけど…私とソルベは、付き合ってるの」
今まで機嫌が良かったジェラートが、申し訳なさそうに俯く
「気持ち悪いとか思われるかもしれないけど、ソルベのことが大好きなの。
……引いた?」
プロシュートは驚いたが、そういった恋愛は人それぞれであろうし、嫌悪感などは持たなかった
「最初に見た時から、そうなんじゃないかとは思ってたけど…
そういうのはそれぞれの自由だし、別に気持ち悪いなんて思わないわよ?」
プロシュートが言うと、ジェラートは再び笑顔に戻った
(表情がコロコロ変わって…飽きないわね)
プロシュートもつられて、思わず微笑む
「ありがとう。
理解してもらえて、嬉しい…!
あ、そうだ。
あなたもコーヒー、飲む?」
ジェラートが立ち上がる
「あぁ…折角だし、貰おうかしら」
「じゃあ、淹れてくるね」
ジェラートはキッチンへと向かった
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