Long

□第三話
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「お待たせ。
好みがわからないから、ブラックだけど…」

「大丈夫よ。
いつも砂糖とかは入れないから」

「よかった」

ジェラートがまたにこりと笑う

(ジェラートは癒し系ね…)

プロシュートの前にコーヒーが置かれた

「ありがとう」

プロシュートも微笑み返す

ジェラートは先程の席に座った

「そういえばあなた、まだスタンドが発現してないんだよね?」

「えぇ。
けど…スタンドが発現するとは限らないんじゃないの?」

「スタンド使い同士は惹かれ合うの。
リゾットがあなたを連れてきたのも、何か感じるものがあったんだと思う。
だから、あなたもきっと、スタンドが発現するよ」

ジェラートは楽しそうに話す

「そういうもんなの?」

「うん!
あなたのスタンド、どんなのだろうね?」

ジェラートはまたにこりと笑う


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