「お前の名前は…そうだ…」
僕の名前を呼ぶ貴方はだあれ?
見えたのは
優しい優しい腕に抱き抱えられた幼い自分
憶えていたのは
黒い髪に
黒い服と
優しい笑顔
それと
薬草の匂い
そして僕は夢から醒めた
こうして物語は振り出しに
戻
る
.
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