PROSE
□- ブライド -
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笑いを含んだ小さな一言に
じわりと沸く屈辱感
そんな中途半端なプライドは
捨ててしまえ
どうせなら
笑われた自分を 笑い飛ばせ
笑った相手を 笑い飛ばせ
腹の底で 雪辱を誓え
笑われる隙を与えた
自分を笑え
他人を笑う人間に
わざわざ同調するな
人の目を気にする余裕があるなら
まだまだ
たいしたプライドじゃない
本気というプライドに
恥など気にする余裕はないのだから
己でいることに手を抜かず
己でいることに余裕を持て
-みゆき-
2012.4.12