君の中へ堕ちてゆく

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気づくハズがなかった。


風景は見慣れたもの、人も見慣れた奴ら。

変わったところなんてなかった。


木の位置花の位置さえ、違うところなんてなかった。

寸分の狂いもなかった。



だけど……。






恐怖、安、心配



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