この詩は誰のもとへ

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帰り道、鯛焼きをくれたのは阿散井くん。

阿散井恋次くん。


赤くて長い髪と、タトゥーと、高い身長が特徴的だった。

だから、私が覚えてた唯一の人。

人の名前と顔なんて滅多に覚えない私が。

一護はまた別。


今度、鯛焼き貰ったお礼に、鯛焼きでも買ってあげようか。




鯛焼きのお礼は、鯛焼きで返したいじゃん。






初めてのこの持ちは



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