掃除用具入れを出た途端、七海が床に座り込んじまった。どうしたのかはわからねえ。でも……俺はすっげえドキドキした。七海とあんな狭いとこに、長く入ってるなんて。七海の顔は真横にあるし、いつだって襲えそうだった。思わず、抱きしめたくなった。意外な答えと君の笑顔