体育祭があったその日、私はベッドで詩を考えていた。すると、恋次が窓を叩いた。いつものように窓を開けると、恋次に誘われた。ウチ来ねえか、って。行く、と答えると、恋次は続けて言った。なんなら泊まってけよ、って。だから私は、恋次の家に泊まることにした。消えない記憶