この詩は誰のもとへ

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七海が一護の家に入って行くのを何度も見た。

七海が一護と楽しそうに街を歩いているのを見た。


七海は、俺が誘えば忙しいからと言って断るのに、一護の誘いは断らねえのか?


いや、一護が誘ったと決まったわけじゃねえが。

もしかすると、七海が俺の誘いを断る理由は、本当は忙しいんじゃなくて、一護といるからか?



……わからねえ、わからねえよ、七海のことが。

俺はこんなにも七海が好きなのに、七海は。






った



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