この詩は誰のもとへ

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突然の感謝の言葉に、俺は一抹の不安を覚えた。

七海が何処かへ行ってしまうのではないかという恐怖に襲われた。


せっかくやり直せたのに。

そう考えると不安で不安で仕方がなかった。



普段から大人しい七海が、今はもっと大人しい。

そのことがより一層俺を不安にさせた。






く言葉



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