My happiness, your happiness

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人が怖ェ。

そう言う茜は、だんだん人に慣れてきたように思う。


それとも……。

自分に危害を与えねェと判断した奴なら、普通に接するのだろうか。


茜はまだ俺たちに何も話してはくれねェ。

だから、茜のことは何もわからねェ。

わかるのは名前と、見えているところだけだ。


話してくれねェ。

つまりそれは、俺たちを完全には信じきっていない、と言うことだ。



いつになれば茜は、俺たちを信じてくれるのだろうか。






平和にいしれろ



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