高杉さんに捕まってもたって知ってから、ずっと、あたしは祈ってた。銀時が助けに来てくれますようにって。あたしの中には、期待にも似た確信があった。銀時は助けに来てくれる、っていう。それにも関わらず、ひたすら祈り続けた。そうした理由。それは、祈ることでその確信が、更に強いものになると思ったから。思ってた通り、銀時は助けに来てくれた。真選組もおるみたい。あたしはただ部屋で、銀時を待つ。助け出してくれたら謝ろうと、自分に誓って。ピンチのあとのピンチ