無題

□糖度1%
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いつも通りの午後
学校から帰って真っ先に俺は相棒の元へと駆け寄る。



電源をつけると
真っ暗だったディスプレイに明かりがともる。
ひとたび電波を飛ばすと
こいつは俺をこの狭い部屋から世界へと繋げてくれる。




上辺だけかも知れないがここじゃたくさんの友達が居た。
みんな優しくて温かかった。






ネットは俺の唯一の心のよりどころ
精神安定剤のようなものだった─。

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