Memory

□心
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(お願い神様



最後に我が儘を聞いてください





ほかには何もいらない
何もいらないから
もう少し
あと少しだけ
薫の隣に居させて



やっと死にたくないって思えた
やっと生きたいって
強く思えた。







これって俺にとってはかなりの進歩じゃね?)







俺は隣に居る薫の体温を感じて眠りに着いた。
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