Embrasser

□おめでとう、愛しのあなたへ。裏
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「あっ…っ!」


激情に任せた私たちは案の定行為に及んでいた
舌で乳首を丹念に吸い上げる彼はどこか愛らしくてかっこよくて…
麻痺する脳はとろとろしても愛だけは忘れない


息づかいしか聞こえないシカマルだけど、目は優しくてでもギラギラしてて…
この人に抱かれる幸せを噛み締めてしまう私


またとろりと下は潤いを帯びていく


でも、シカマルはそんなことを知っていても掌はまだ私の乳房を包み込んでは揉みしだいていく


そして、ときどきちゅっと吸い上げては噛み、また揉むを繰り返していく


「っ…バカ…あっ」

「だから、バカで結構」


されるがままなので、私の抵抗は無意味


「できるだろ?」


意地悪な笑みでシカマルは私に問う
おねだりしろというのか


シカマルは私の羞恥心を弄ぶのが趣味だもんね
でも、私も素直じゃない


「やだぁ…っ」

「じゃあ、やめるか?」


完全に遊ばれている
微量の刺激では私が我慢できていないのがわかっているのも、理性が切れかかっているのも…


「お願いします…っ…あっ…あそこも…」

「あそこってどこ?」

「っ…!バカ…いじわる…っ!」


シカマルは変態である
私に女性器の俗称を言わせては悦に入ってしまうんだから


「手を持くことはなしな?」


私の抵抗は虚しすぎる
最終手段が通じないのだから


「で、どこが欲しいんだよ?」

「お…っ…おま…おま○こ…っ…ゆび…ほしいの…っ」


恥ずかしさのあまり、涙目の私はもう限界だったし、反して下は潤いがさらに増していた


シカマルは悦に入ったような表情でサディスティックな発言をする


「やっぱ、自分の指で開いて見せながらおねだりしてほしいんだよなぁ」

「っ…バカじゃないの?」

「バカで結構っての」


シカマルは指を濡らしてから、泉に指を這わした
ぬめりがあるから、くちゅくちゅと音はなるし、気持ちいいところを擦ってくれるから正直気持ちいい


「はぁっ…んっ…あっあっ…」

「どんだけ欲しがったんだよ?」


また私を意地悪を言う
でも、本当だから仕方ない


シカマルはくちゅくちゅと指を動かしていく
そして、それをクリに塗りつけていく


「あんっ…!だめぇ…っ」


それでも執拗にクリを攻めていく
弱いのに…イッちゃうのに…


ビクビクと体が震えだし、私は絶頂を迎えそう


「勝手にイクなよ」


攻めていた指は離れていく


「っ…うぅ…っ…」

「指よりこっちのが好きだもんな?
おまえは」


シカマルはニヤリと笑うと私の脚を開いて泉に近づいていく


「はずかしい…っ…!」

「びしょびしょしてんな?」


私の言葉に一切構いもしない
だけど、視線は泉だからまた溢れていく感覚がある


羞恥心がピークになる頃にシカマルは泉に口を這わせていった


「あぁあっあ!だめぇ…っ…あっ!!」


水気を帯びた音が室内に響く
シカマルの舌のテクニックは並大抵のものではない


「はぁっ…んっ…!あぁっ!あっ!」


私はクリをなめられながら絶頂を迎えた
息づかいが荒い
でも、シカマルはここからが本番と言わんばかりにまた舌で攻めていく


「やぁっ…んっ!!あっ…あっ…!」


またクリ攻めを行いながら、ときどき泉にも舌を這わせていく
こうやってまた染められるのかなと思うと泉から溢れていく


「エロすぎ…」


シカマルは嬉しそうにクリを舐めていく
またイキそう…


「イケよ」


シカマルはクリを包むようにし、柔らかい舌で転がしていく


「あっ…イクっ…イクぅっ!」


私はシカマルの頭を押さえつけまた絶頂を迎えた


「はぁ…はぁ…っ!!」


シカマルは有無も言わさず指を挿入していく


「ちょっと休憩な」


口を離しても指が泉にあるから私はちっとも休憩じゃない


「俺の休憩中イクなよ?」


無理な話である
それを察してか、シカマルは肉棒を差し出してきた


「俺のも舐めてくんねぇ?」


意地悪な男がおねだりすると、かわいい
だから、私はシカマルに弱いのだ
私はシカマルの肉棒に手を添えてペロペロと舐めていく


「っ…」


私も負けられないわ
ゆっくり手で刺激しながら、舌を全体に這わし始める


「っ…はぁ…」


シカマルの指が次第に弱まってきた
チャンスだ


私は上目遣いでシカマルに問う


「じっくり舐めていい?」


シカマルも断る理由がないだろう
おとなしく私の言うことに従うと、私はシカマルの肉棒をパクリとくわえた


「っ…はぁ…くっ…」


私は唇と舌でじゅぽじゅぽと音を鳴らせて攻めていく
ときどき苦味を感じるけど、それを舐め取るのも愛


そして、猫みたいにおしりをぷりっとさせてアピールするのも愛


「エロすぎ…っ…」


余裕ないシカマルがそこにはいるけど、それでも私はお構い無し
シカマルも抵抗として私の頭を撫でてくれている


嬉しい
愛しい
もっとしてあげたい


溢れていく愛が私の中に存在する
それが伝われば嬉しいけど…


「っ…!ちょいやばっ…いっ」


私はシカマルの肉棒を精一杯しごいたり、吸い上げていく
シカマルも私の頭を押さえつけていく


余裕ないシカマルも愛しい


「っ…くっ…っ!!あっ!!」


びゅるるるっ!!


シカマルの精は私の口から溢れて出てしまった
少し放心状態のシカマルに見せつけるようにその精を飲む


苦くて仕方ないけど、でも飲みたいと思う私も変態である


「ありがとうな…」


シカマルは私の口をティッシュで拭くと仰向けに寝させた
そして、唇を重ねた


ここからが本番


私たちは唇を徐々に激しく交わすにつれ、お互いの性器を手で刺激していく


「ふぅ…っん…」

「んっ…っ…」


もう今夜はお互いしか見られない…


私はある程度したら手で肉棒をしごくのをやめる
シカマルは深く指を入れていき、バラバラと指を動かす


「ひっ…あっあっあっ!!っ…はぁん!気持ちいいぃ…!」


シカマルはニヤリとまた笑う
あぁ、私の一番好きなことしてくれる
んだ


シカマルは口をクリに這わし始める
私はぐちゃぐちゃにかき回されながらクリ攻めされるのよ弱い


「あんっあぁっあああんっ!んはぁっ…!」


淫靡な音が室内に響くや私の身体が喜ぶ
だから、シカマルは舌全体でクリを攻めて、Gスポットをくいくいと指で刺激する


前戯でこんなに気持ちよくしてくれるのはシカマルだけ…
幸せに感じながら私はビクビクと体を震えさせた


「あっあっ…イクイクイクぅ…っ!あぁぁあん!!っ!」


あまりの気持ちよさに大きく身体が痙攣した


「はぁ…はぁ…っ」


放心状態の私にシカマルは更にギラギラさせる


「エロすぎんだろ…っ…」


シカマルはプツリと糸が切れたように私の脚を開いて無遠慮なまま泉に肉棒を突き刺した


「ひゃあっあぁん!」

「くっ…!」


シカマルは私の腰を掴むや否やがっつくように腰を振る
もう獣だ


「あぁっ…っ」


獣と化したシカマルは私を抱きかかえ上に座らせた


私もほぼ理性がないものだから騎上位になった途端、腰を振る


「はぁっ…はぁっ!!あんっ…っ!」

「んっ…くっ…!」


暫くはお互いの性器を交わらせていくと、泉から引き抜く
私はおしりを向けて手で拡げておく


そうすると、シカマルの肉棒はまた泉にずぶりと挿入していく
がつがつと抜き差しを繰り返すとまた違った楽しみが出てくる


「気持ちいぃ…っ気持ちいぃ…!あぁっ!もっとぉ!!」

「嬉しいこと…っ…言うなよ!!」


そのまま私を抱きかかえて背面座位にすると目の前にあった鏡が結合部分を見せつけるようにしてくる


「よく見とけよっ…っ」

「やぁっ…!はずかしい…っぃい!」


シカマルはしっかりと腰を掴み、私の腰を落としていく


「あぁぁあっ!んっんっ!!」


鏡に映る私が凄く淫乱
ついつい見とれてしまうとだくだくと泉からまた溢れていく


シカマルは更に片手をクリに這わせていくとそのままグリグリと回し始めた


「おかしくなっちゃうぅっっ!ダメダメだめぇっ!イクぅぅうっ!!」


ビクビクビクビク…っ
私は一気に力が抜けるようにシカマルにすがってしまった


「次俺の番な?」


耳元で囁かれると私はイッたはずの身体がほてってきちゃう
されるがままシカマルに仰向けにされ、脚を開いて押さえつけられる、ままだ反りたった肉棒をずぶりと突き刺した


「はぁん!!っんぐぅ…」

「くっ…はぁ…たまんねぇ…っ」


シカマルは私を味わうように肉棒を動かす
ゆっくりゆっくりと子宮をノックするように突いていく


そんな姿を見ると汗も滴っているかっこいい彼がそこにはいる
私は引き寄せると舌を絡ませキスをした


シカマルも小刻みに腰を振る
振動で私の中も恋をしたようにきゅんきゅんしてくる


「ふぅっ…んっ…んっ…」


味わい尽くすくらい重ねるとシカマルはすっかり余裕がなくなっている表情になった


シカマルは私を強く押さえつけた途端、大きくピストン運動を始める


ぐちゅぐちゅと鳴り、打ち付けるようにピストンし、また私を翻弄していく


「ひぐっ…うっ…うっあぁぁっ!」

「あっ…くっ…!」


私の泉は肉棒を離さない
シカマルの肉棒は更に大きくさせ、抜けないように絡み付く
ずんっずんっと打ち付ける度に私はビクッとする

「シカマ…ル…っ」


名前を呼ぶとシカマルはずぼずぼと更に早くピストンをしていく
ぐしょぐしょに濡れた結合部分の音が高揚させていく


「あっあんっ!!イク…っんぐぅ…」

「はぁっ…はぁっ…!!」


シカマルは限界に近いのか腰を掴んできた
そのまま私を支配していく


ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…ぱんぱんっ!

シカマルと私は吐息を交じらせ、性器を交じらせていく


「はぁんっあんっあぁっ気持ちいぃ…!あんっあんっっんんんんっぐぅ…!!!ひゃぁっイ゙グイ゙グイ゙グあぁぁあん!!」

「くっあぁっ…あっ!!っ!」


びゅるるるるるるっ…びゅるっ


私はシカマルの精を受けとめつつ、そして、荒い吐息のシカマルに抱き締められキスされたまま…深い闇に堕ちていった…


「愛してる……」










FIN.

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