オリジナル

□消
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冷たいガラスに手をつけると
その形にガラスが曇る



そうしてできた手形は、まるで自分の分身のよう




でも その分身は すぐに薄れ始めてなくなる




分身が無くなったとき


消えて見えなくなったとき




自分もいつかこんな風に





徐々に



消えて





じょじょに



薄れて



























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