鳥籠学級(危)
□ご主人様見習いと元キング奴隷
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数分後。
僕らは寮の近くの庭で、大量の弁当を広げていた
一辺2m位の正方形のブルーシートにびっしりと並べられた、様々な大きさのお弁当箱。
「へえー、すげえじゃん」
「うん。我ながら、よくもまあここまでつくれたと思うよ」
ちょっとつくるつもりで始めたのに、気分が乗ってついつくりすぎた事を覚えている。
おかげで午前中のほとんどの時間を使ってしまったんだ
(きゅるる〜・・・)
僕のお腹が小さな音をたてた
さっき、皆のところに行ったり来たりしてたせいかな?
朝はしっかり食べたのに、お腹はペコペコだ。
「じゃあ、早速食べよっか」
「ああ」
「いただきま〜す」