◆ガンダムシリーズ◆

□快楽への招待
1ページ/2ページ

夜の心地良い闇が辺りを包む頃に彼はやって来た。周囲の気配をひどく気にしながら、視線は忙しなく移動する。既に入浴したのか、彼の柔らかな髪からはほのかに石鹸の香りが漂う。
無意識なのだろう。彼は親指の爪を噛み、太股を落ち着きなく摺り合わせている。
あまりの可愛らしさについつい口元が緩んでしまう。
「おいで、カミーユ」
そう言って、無垢な青い小鳥を背徳の食卓へと招き入れた。
-END-
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ