短編小説

□神の加護
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目が覚めると無機質な白い天井と、心配そうな、でもなんだか安心したような古泉が霞む視界に入った。
「キョン君、」
よかった。と言って俺の手を握る古泉に、俺の頭は付いていかない。
ここはどこだとか、全身が痛むのは何でだとか、聞きたいことはとにかく色々。
黙っている俺を見て、古泉は言った。
「覚えていないんですか?」
首も痛むので、できるだけゆっくりと頷く。

こいつが言うには、俺は飛行機から落ちて?死にかけたけど、ハルヒの力で(この辺はよくわからん)一命を取り留めたらしい。
三日意識を失った、なんて言われても現実味はないが日付は確かに進んでいた。
「貴方を失うかと思うと…」
いつもの張り付けた笑顔も、余裕そうな声も今はなくて、古泉は今までにないくらい真剣で、思わず古泉にしがみついて俺は嗚咽を漏らした。


今回ばかりはハルヒに心から感謝したのだった。





書いた自分で設定を掴みきれてないつけたし\(^o^)/
古泉は機関の力で真っ先に駆けつけてたらいいなとか(´-ω-)
なんでもかんでもハッピーエンドにしようとする癖が…w

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