BL小説

□薔薇高校!!
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『俺好きな子が出来た!!』
ここは、男子校で変わった奴がいっぱいいる。
そして、好きな子が出来たと言ってきたのは、恭祐(きょうすけ)と言って見た目は良いほうで、性格は普通?。
『男だろぉ〜』
恭祐の言葉にまったく無関心のこの人は、春喜(はるき)っと言って、恭祐の友達で眼鏡を掛けている。
『男だけど可愛いよ!!名前は、魅春君(みはる)だって♪』
恭祐は、ホモだ!!
『そいつなら知ってるぞ...』
『えっ何で!!もしかして、狙ってる!』
『ちげぇよ!俺の弟の友達だ!よく家に来るぞ』
恭祐はそれを聞いて、なぜかとても喜んだ。
『春今日遊びに行くから〜』
『来るな!!』
春喜は、すぐに答えた。
『何でだよ!』
『それは...』
『ってか俺、春の家に行った事ねぇぞ!』
『来ていいが、絶対驚くなよな!!』
春喜は、真剣に言った。
そして、放課後になった。
『じゃぁ今日ガッコで待ってるからぁ』
『あぁ』
そう言って、恭祐と春喜は家に帰った。
春喜は、学校に行くと既に恭祐はいた。
『早いな!』
『当たり前だ!!』
『じゃぁ行くかぁ...』
春喜は、なぜか嫌そうな顔で歩き出した。
『恭祐、今日魅春来るって言ってたぞ。』
『じゃぁ早く行こぉ!』
少し走りながら、家に行った。
『ココだよ...ぁ来ちゃった...』
恭祐は、ため息をついた。
でも、家自体は普通で少しでかいぐらいだった。
『絶対驚くなよ!』
そう言って、春喜はドアを開けた。
『お邪魔します♪』
恭祐は、家に入ってみると玄関はピンクの小物やレースがいっぱいあった。
『えっ...』
恭祐は、驚いて何を話せばいいのか分からなくなった。
『やっぱ驚いたか...』
『あれ?春君帰ってたの!?もぉただいまって言ってよぉ!』
玄関に来た人は、髪が長くカールがかかっていて、フリフリの服を着ている可愛い女の人だった。
『ただいま...』
春喜は、落ち込んだ。
『もしかして君が恭祐君?』
『はい!あのどうして?』
『よく遊んでるから♪』
その女性は、笑顔で言った。
『上がって!』
2人は、家に入った。
『春喜この綺麗人な誰!?』
『俺の母だけど...』
『それより恭祐、弟の部屋行くか?』
『行く!』
2人は、春喜の弟の部屋に行った。
『入るぞ!』
春喜は、弟の部屋のドアを開けた。
弟の部屋は、普通だった。
『兄ちゃん何か用?』
弟は、眼鏡はしてなく普通より少し可愛いぐらいだった。
『俺じゃなくて、こいつが』
『はじめまして恭祐です』
『えっと、佑輔(ゆうすけ)です』
『俺もした方がいい??』
魅春は、佑輔に聞いた。
『たぶん』
『魅春です』
魅春は、恭祐が言ってた通り可愛い男の子だった。
『あの、恭祐s何か?』
佑輔が、聞いた。
『佑輔ちょっと来い。じゃぁ恭祐頑張れよぉ〜』
佑輔は春喜の方に行った。
『出るぞ!』
春喜と佑輔は、部屋から出た。
『兄ちゃん何?』
『だから俺じゃなくて恭祐だって...』
『とりあえず、俺の部屋に来い!』
そう言って、春喜は佑輔を部屋に連れて行った。
『だから、あいつは―――――分かったか!?』
春喜は、すべてを隠すことなく話した。
『えっ!!でも、魅春すごい人見知りだから今たぶん...』
『まぁいいだろ...』
『兄ちゃんは好きな人いないの?』
『いない!お前こそ好きな人いないのか?』
『俺は!えっと...』
佑輔は、とまどった。
『まぁ別に言わなくてもいいよ...』
『いるけど...』
『いるのか!!』
春喜は、驚いた。
『何でそんなに驚くんだよ!!』
『いや、弟が成長したっていうのはなぁ』
『でも、好きな人が...』
佑輔は、少し悲しい顔をした。
『人が??』
『驚くなよ!!』
『驚かないよ!』
『俺、、、兄ちゃんが好きだ!』
佑輔は、顔を赤くして言った。
『はぁ!お前何言って!!!からかってるのか!』
『本気だよ!』
佑輔は真剣だった。
『何言ってんだ...俺たち兄弟だぞ!しかも男!』
『だから何だよ!』
『すまん...』
『やっぱ無理だよな...ごめん』
佑輔は、涙をこらえていた。
(そういう意味で謝ったんじゃ無いんだが...)
春喜は、佑輔の頬に軽くキスをした。
『えっ!何で!』
春喜は顔を真っ赤にした。
『何時俺が佑輔を振った!とりあえず佑輔の部屋に戻るぞ!』
春喜は佑輔を撫でて、佑輔の部屋に入ろうとした。
そして、佑輔も部屋の前に行くと、変な声が聞こえた。
『佑輔聞くな!!』
春喜は、佑輔の耳を塞いだ。
そして、佑輔を母に任せて春喜は急いで佑輔の部屋に入った。
『おい、お前ら人の部屋で何してるんだ♪』
春喜は、笑顔で言ったが全然笑っているように見えなかった。
『あっ!春これは!』
魅春を恭祐は押し倒していた。(裸で...)
『何だ?何か言い訳できるなら聞いてやるよ!』
『すいませんでした』
恭祐は、春喜に頭を下げて謝った。
『とりあえず服着ろ!!』
2人は自分の服を探して着た。
『恭祐はどうでもいいが、魅春は平気か!?』
『平気です。少し怖かったですけど...』
『えっと魅春、こんな奴と付き合うのか...』
『ねぇ春少し俺にたいして酷くない?』
『リビングに行くぞ!』
そう言って、春喜はリビングに行った。
その後を2人はついて行った。
『兄ちゃん何かあったの?』
『何でもないよ』
『みんな、何か飲む?』
春喜の母が聞いた。
『お願いします』
母は、紅茶を入れに行った。
『じゃぁ好きな所に座っていいぞ』
そう言うと、春喜は佑輔の隣になり、魅春は恭祐の隣になった。
『白桃の紅茶と林檎パイでよかった?』
母は、紅茶と林檎パイを持って来て聞いた。
『はい♪』
恭祐は、笑顔で言った。
そして、机に紅茶と林檎パイを置いた。
『この林檎パイ春君が作ったのよ♪』
『母さん!言うなよ!!』
『何で?じゃぁごゆっくり』
そう言って、母は二階に行った。
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