BL小説

□薔薇高校!!
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『ねぇ何か俺に隠してない??』
佑輔は、みんなに聞いた。
『何も隠してないよ!!』
恭祐は必死に隠した。
『嘘はついたら駄目だよ♪』
佑輔は、勘が鋭いのかすぐに嘘をついている事が分かった。
『佑輔世の中知らない方がいい事もたるんだ!』
春喜は、佑輔に言った。
『でも、俺だけ知らないのは嫌だ!』
『恭祐すべてお前の責任だ!お前が話せ!!』
春喜は、恭祐に押し付けた。
『本当に知りたいの...魅春君いい?』
『はい...』
『えっと―――。』
恭祐は、素直に話した。
『信じたほうがいい...?』
『あぁコレが真実だからな!』
『話し変わるけど、佑輔君って可愛いよね!』
恭祐は、いきなり変な事を言い出した。
『えっ...』
『だって、春の弟だろ!!』
『恭祐、こいつに手出すなよ!!』
春喜は、少し怒りながら言った。
『出さないよぉ〜俺には、魅春君がいるもん』
『えっ!?そんな関係なんですか!??』
魅春は、天然なのか今頃のように気がついた。
『えっ違うの!!』
恭祐は、少しショックを受けた。
『嫌われてるんだと思ってました...』
『俺告白した!...』
恭祐は何かを思い出したらしく黙ってしまった。
『恭祐お前何かあったのか?』
『うん、告白した時魅春君人見知りで緊張してたらしく、聞いて無かったって...』
『で、魅春こいつの事どう思ってるんだ?』
春喜は、いきなりともどいも無く聞いた。
『すいません...好きな子いるんで...』
それを聞いた瞬間恭祐は落ち込んだ。
『えっ!!魅春に好きな子がいるなんて聞いてないぞ!!』
佑輔は、驚いた。
『だって、好きな子って前にこの家にいた子だから...』
『その子って、すぐどっかいった子の事!?』
『うん』
佑輔は、なぜか汗がたれてきた。
春喜は、しらない間にフリーズしていた。
『魅春ごめん、ちょっと兄ちゃんに話したい事あるから、待ってて!』
そう言って、佑輔は春喜を自分の部屋に連れて行った。
『兄ちゃんどうするんだよ!!』
『知るかよ!!何で、あれに惚れるんだ!?』
『兄ちゃん、あの格好で振るしかないよ!!』
『おいふざけるな!!俺はもう絶対あんな格好はしない!!』
『じゃぁここで待ってて!!』
『何する気だ!』
『説得するだけだって』
そう言って、佑輔は部屋をでた。
でも、佑輔はリビングではなく母の部屋行った。
『母さん入るよ』
佑輔はドアを開けた。
『どうかしたの?』
母は、ぬいぐるみを作っていた。
『兄ちゃんをまた女装してくれないか?』
『いいの♪』
『あぁ』
そう行って、佑輔は先に部屋に行った。
『どうだった!?』
『無理だった...兄ちゃんゴメン』
佑輔は、春喜に謝り手を縛った。
『えっ!?何してんだやめろ!!』
母は、いろいろな物を持って佑輔の部屋に入ってきた。
『おい!まさか!!』
『ゴメン...』
『いいのよね♪』
そう言って、春喜の眼鏡を外し化粧を始めた。
『兄ちゃんあとで、スーイーツカフェの半券あげるから!』
そして、服も変え髪も少しいじった。
『出来た♪やっぱ似合うわねぇ』
そう言って、自分の部屋に戻った。
『母さんありがと』
そして、春喜の腕を縛っていた紐をはずした。
『兄ちゃん早く!行くよ!!』
『こんな格好で行けるかよ!!それにバレたら...』
『バレないよ♪』
『絶対行かないからな!!』
佑輔は、携帯をだし春喜の写真を取った。
『兄ちゃん、コレ学校にばら撒かれたくなかったら来て!!』
春喜と佑輔は、リビングに行った。
恭祐は、立ち直っていた。
『魅春連れて来たよ。』
『えっ誰!?』
恭祐は、とまどった。魅春は、春喜を見ているだけだった。
『はじめまして、春、奈です』
春喜は、本名を言いそうになったが何とか誤魔化した。
声は、裏声を使って誤魔化した。
『恭祐です!!』
『魅春です!』
2人は、緊張していた。
『あの、佑輔とどんな関係なんですか??』
『従兄弟です♪たまに遊びに来てるんです♪』
春喜は、笑顔で笑った。
(あぁ気持ちわる...もぉ嫌だ!)
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