03/31の日記

20:18
俺は関係ないはずだ!!
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『塊、一緒に食堂行こぉ』
この人は、諭湖斗(ゆこと)という普通の男子。
『あぁ!』
塊(かい)っというのは、諭湖斗の親友でイケメンで女子からの人気がすごい。
そう言って、2人は食堂に向った。
『ねぇ、塊なんか女の子達がすごい目で見てるんだけど...それに、何か俺睨まれてる気が...』
塊と諭湖斗の周りには、たくさんの女の子が集まっていた。
『気にすんなって♪それに、諭湖斗が睨まれるわけないだろ!』
(それがすごい睨まれてるんだよ!)
『うん、、塊早く食べて教室に戻ろ!』
『分かった♪』
2人は、早く昼食を食べて教室に戻った。
でも、教室に戻る途中も女の子達に囲まれてあまり動けなかった。
『塊先輩!あのよかったらコレ受け取ってください!』
『塊君よかったら、コレ読んでね♪』
そんな事を、言って手紙をいろいろな人が渡した。
『ありがと、じゃぁこれで』
塊と諭湖斗は、何とか教室に戻れた。
塊の手には、10通以上の手紙がのっていた。
『塊!またそんなにラブレター貰ったのかよ!!』
この人は、塊と諭湖斗の友達の朋樹(ともき)。
『もぉ要らないよ...』
『でも、俺なんか塊のそばに居ても何にも貰えないぞ!!』
『ゆこちゃん可愛いのにねぇ〜』
朋樹は笑いながら言った。
『確かに、諭湖斗って可愛いのにモテないよな!』
『2人の可愛いのレベルが分かんないよ...』
『でも、俺好きな子からラブレター貰った事がないなぁ』
塊は、自然に話した。
『えっ!!塊好きな人いるの!!!!』
2人は、同時に言った。
『いるけど...そんなに驚く事か??』
『それより、どんな子!!』
朋樹は、ワクワクしながら聞いた。
『えっと、同級生で髪が短くて茶髪で可愛いよ♪』
『そんな子同級生にいるかぁー!!!』
朋樹は少しキレた。
『まぁまぁ。で、何所の学校!?』
諭湖斗は、朋樹を落ち着かせてから聞いた。
『ここだけど...』
『おい、塊その子何組だ!!』
『同じクラスだよぉ』
塊は、少し厭きれながら言った。
『そんな子いねぇ〜!!』
『塊!!ちょっと来て...』
諭湖斗は、塊を引っ張って屋上に連れて行った。
『どうかしたか?』
『ねぇ塊俺の勘違いかもしれないけど、その子男?』
『そうだよ♪それで、今俺の近くにいる。』
塊は笑顔で言った。
『諭湖斗好きだ!!』
諭湖斗は、顔を赤くした。
『でも、俺男!!』
諭湖斗は、信じられなかった。
『だから何だ?』
『塊、、ホモだったの?』
『違う!俺は、諭湖斗が好きなだけで、男が好きという分けじゃない!!!』
『でも、何で俺なの!?全然可愛くないし、普通すぎるし!!何で、こんな俺なの!!?』
諭湖斗は、少し涙目になりながら聞いた。
『諭湖斗の何所が可愛くないんだ!普通すぎる所も好き何だよ♪』
『塊...本当に俺でいいの??』
『俺は、諭湖斗が好きなんだ!』
『でも!!』
『じゃぁ、俺の事が好きか嫌いかで言え!』
『す..き.』
諭湖斗は、小さい声で言った。
『俺もだ♪』
そして、2人はキスをした。
2人が教室に戻ると、朋樹が2人の元に行った。
『2人とも、放課後どっちの家に行くの♪』
朋樹は、隠れて2人の様子を最初から最後まで見ていた。
『お前見てたのか!!!』
『ちゃんと見てたよ♪最後のキスも♪』
『なぁ〜記憶ってどれ位の力で殴れば消えるんだ』
塊は、キレてすぐにでも朋樹を殴れる姿勢になっている。
『えっ!ちょっ!!ギャァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』

『諭湖斗帰るぞ!』
『うん♪』

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