骨3

□血
1ページ/1ページ

たった一滴でさえも



血を見てしまうと血のこと以外何も考えられなくなってしまう



君の血ならなおさら



恐怖に引きつる表情



不安で掠れる悲鳴



焦りでもつれる足



錆びた鉄の匂いが鼻を刺激する



その全てに歓喜する



次に何があるのか



君の顔が青ざめる



まるでほのかに香る赤ワインのように



君の真っ赤な血に



酔いしれる







[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ