骨2

□お休み
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毎晩言うお休み



ただの挨拶なのに



本当になったら良いと願う



寝たままで



目が覚めなきゃ辺りは真っ暗闇で



何も見えなければ良い



まだ知らないんだ



朝目が覚めることが



信頼出来る人が居ることが



どれだけ幸せなことなのか



まだ知らない



知りたくも無い



死にたいのに死ねないのはどうして



安らぎなんて要らないから



苦痛と絶望があれば良い



このまま目が覚めなきゃ良いのに







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